私は北海道大学卒業なのですが、その頃からの友達ってみんな大企業に就職して、いい年になったら結婚して、子供を持って・・・みたいなのばっかり。
エンジニアで頑張ってる人もかなり多いんだけど、転職すらも視野に入れてなくて、新卒で入った企業にずっと務めっぱなし。待遇や環境に不満があっても簡単に辞めようという考えにはならないんだよね。
もう大企業病に洗脳されちゃってるような気がする。
日本ってエンジニアだろうがどんな職種だろうが「新卒」っていう枠組みで人を採用するから、特にエンジニアの給料が他の国に比べてすごく低い。
特にこの中国企業の話はすごく有名なので読んでみて下さい。
私も今はエンジニア職に就くために大学院で勉強してるけど、これは日本企業でもう働きたくないと思っちゃう。
ちなみに、現在は民間の研究室でインターンシップをしてて、有給ではあるけど、まだ見習いって感じ。
それでも月給で23万円ぐらいはもらえます(1ドル=112円にて計算)。
日本の新卒だったら大学院生を卒業してやっとそのぐらいもらえるんじゃないかな・・・。(まぁボーナスとかは置いといて)
しかも日本の修士号を持ってても英語の問題とか色々あって海外就職に目がいかない人も多い。
本当に本当にもったいない!
日本の工学部の皆さんは、英語をきちんと勉強して、どんどん海外での就職を視野にいれてやっていってほしいです。
日本人は技術力も高いし真面目なので、世界的に見てクオリティーが高い仕事ができるのは確かなんです。
なのに、昔からの新卒一括採用制度とか、転職が難しかったりするこの社会のせいで、結局大企業でそれなーりの技術者になって終わってしまう人が多いんですね。
アメリカでは大学や大学院を卒業した生徒にOPTという就労資格が与えられて、通常1年間働くことができるのだけど、STEM(Science, Testudying science, technology, engineering, and math) の学部を卒業した生徒はOPTを最大3年間に延長できる制度まであります。
そうやって専門知識を持っている人を優遇する傾向にあるのがアメリカです。
これから日本はどんどん経済が縮小して、モノも売れなくなっていきます。
そんな時代に日本企業の技術者として同じ会社に勤めあげ、明るい未来があるでしょうか。
もちろん日本の大企業に就職すれば、親や親戚を安心させられるかもしれません。しかし、親の世代はだいたい30年ほど遅れた考え方を持っていることを忘れてはいけません。
今までの常識を無視できる人が今後エンジニアとして成功すると思います。
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