ロサンゼルス日和-The heart of it-

ロサンゼルス在住です。アメリカ生活のあれこれ。

我慢癖を直したい

嫌なことを我慢してしまう私

f:id:c-omori-0610:20180812072218j:plain

 

私がアメリカに来て感じるのは、私には、多少嫌なことでも我慢しなければならないという思考のクセがあるということです。

 

そしてその思考のクセは持って生まれたものではなく、日本の教育制度によって幼いことから刷り込まれてきたものだと感じます。

 

マーチングバンド

例えば、私は幼稚園生の時にマーチングバンドをさせられていました。

夏の暑い中、重いキーボードを肩からかけて、幼稚園から歩いて2分のところにある公園の広場を利用してマーチングの練習をしていました。

それなりにピアノが弾けたためキーボードという役割を与えられたのですが、私はこのマーチングの練習が嫌いでたまりませんでした。

 

 

部活(小学校)

私の小学校では小学校4年生から部活動に加入することができました。友達がみんな入るからという理由で、またイケてる女の子達と友達でいるためにはそうするしかなかったという理由でバスケットボール部に入部しました。

またここでもそれなりに運動が得意だったためいつもレギュラー入りをしており、センター兼フォワードとして活躍していました。

しかし、休みの日が部活でつぶれてしまったり、平日の放課後が部活でつぶれてしまうのがとても残念でした。

あとは休みを取りたいときに顧問ときちんと話をしなければならず、長い休みを取ってしまった日には、レギュラーを外されてしまうこともありました。

今考えたら、多少はいい思い出もあるものの、小学生の貴重な時間をバスケットボールに(多少は苦痛を抱えながら)費やしていたことは無駄にも思えますよね。

 

部活(中学校)

中学校に入り、私はバスケットボールを続けるのではなく、陸上競技部に入ることに決めました。

足が速かったので、単距離の選手としてやっていきたいと思ったからです。そして、その陸上部でも小学校時代と同じような経験をします。それなりにいい記録を出し続けていたため、レギュラー入り(リレーメンバー入り)はしていましたし、キャプテンの子の次に足が速かったです。

でも、朝練とか言って毎朝7時半から始まる練習に参加したり、休みの日を練習や大会に費やしていたのって・・・。もちろんいい思い出もたくさんあるし、中学生らしい青春も満喫できたかなと思います。でも、あの頃に戻りたいか?と聞かれたら確実にNOですね。

それぐらい練習自体を苦痛に感じていました(笑)

 

そんなに好きじゃなかった部活を我慢して3年×2も続けていた私。辞めると仲間外れにされるんじゃないか、とかみんなで辛いことを乗り切ってるのに一人だけに逃げてるみたいなんじゃないか、とか色々理由はあります。

でも、私はこういう小中学校時代を経て、嫌だと思ってもすぐには辞めちゃいけないんだと考えてしまう我慢癖ができてしまいました。

 

そして、心から嫌だと思いながら何年も続けていたことは他にもあります。

 

仕事

私は日本にいたころ専門商社で働いていたのですが、この仕事が嫌いで嫌いで仕方がありませんでした。辞めたいと毎日思いながら満員電車で通勤していた日々。キレイな新築マンションの家賃が全て会社負担だったのですが、その家での生活すら灰色の世界でした。

現実逃避に近い形で年に何度も海外旅行をしたり、たまに仮病で会社を休んだり。本当に辛かったです。それでも辞められなかったのは、辞めたからと言ってやりたいことがあるわけではなかったから。あとは、3年は続けた方がいいという誰が言い出したのかよくわからない言葉を信じていたからです。

 

今いる環境、持っているものを手放すことを躊躇して、嫌なことでも我慢してしまうのが私の思考のクセなのだと感じます。

 

我慢している(してきた)こと

そして、アメリカに来た今も、手放すのが怖いと感じてしまうことがあります。

 

インターンシップ

c-omori-0610.hatenablog.com

 

私は2か月半前からとある民間企業でインターンシップをしているのですが、その企業での仕事内容があまり自分の専攻に関係ないことを最初から気づいていました。また、データ入力や大量のサンプルの重量を記録するだけの、いわゆる「誰でもできる仕事」をしていることが多く、今後就職活動をするときに、この仕事を経験としてどうアピールしていいか迷ってしまうような感じです。

そして、そのインターンもあと10日ほどで一旦終了となります。

来セメスターからもこの職場でパートタイムとして働きたいか、それともこの職場から離れて新たに就職活動をするかは私の自由です。辞めたくないマイナスな理由を挙げるとすると、せっかくアメリカの企業に採用してもらったのだから、とか、つまらないけど嫌な仕事ではないから、とかですね。今、本当に悩んでいるのですが、後悔のない答えを出したいと思っています。

 

シェアハウス

やっと引っ越しを決断したのですが、私は今まで3年間住んでいたシェアハウスに疲れ果てていました。しかし彼氏がルームメイトとして住んでおり、しかも彼は引っ越したくないと一点張りだったことや、家賃の安さからずーっと引っ越せずにいました。

でも、これは一応解決しました。もう少し早く決断してもよかったのかな・・・と思いますが、もう後悔してもしょうがないので今後の生活を楽しみます。

c-omori-0610.hatenablog.com

 

 今後

さてさて、今後はどんな形であれ、後悔のないような選択をしていきたいと思います。

 前にもブログに書いたことがあるけどトルコ人の友達エリフは、嫌だと感じた時の行動がとても速いです。そのせいで引っ越しも3年間で5回ぐらいしてるし、語学学校も何度も転校してるし、彼氏もコロコロ変わります(笑)

 

↓エリフについて書いた過去記事

c-omori-0610.hatenablog.com

 

その潔さを見ていると、全ては「自分はもっといい環境にいく価値がある」という思いに収束するような気がします。

なので、エリフは自己肯定が基本的にできているんです。

私は無意識のうちに「自分は辛いことを我慢するのに値する人間だ」と決めつけているのかもしれませんね。自分なんて、しょせんこの程度の人間だ、と。

 

自分の思い込みを根底から変えていかなければ・・・ですね。

 

フランス人はバカンスを我慢しない 仕事も人間関係もうまくいく、知的エゴイズムのすすめ [ 生島あゆみ ]

価格:1,512円
(2018/8/12 07:33時点)